①正神・審神者『霊の迷いは心の迷い。憑依霊の迷いの念は、憑依された人の心の迷いとなって現れやすいのです』

成仏できずにさ迷っている霊や、穢れて落ちている霊の憑依を受けると、一般の医療では治りにくい症状や治らない病気、精神障害、難病、奇病がしばしば発現します。また、人間関係のトラブル、不調和、運命の妨げも霊障として起こります。夜中に金縛りにかかったり、霊の声が聞こえたり、誰もいない廊下で足音がしたり、霊が出てきて姿を見せたりといった心霊現象や怪奇現象が起こることがあります。
事故や災難が続くという形で霊障が現れることもよくあります。

霊障を解消するためには、憑依霊や影響を及ぼしている霊のお祓い、浄化、浄霊、除霊、供養を行って、然るべき処置をしなければなりません。
心霊療法では、症状や障害を出していた霊が離脱していなくなれば、一応解決ということになります。

 

一方、一段掘り下げて霊障を解消しましょうということであれば、憑依を受けた人の心の切り換えと、心境を向上させるための心の修養、修練が欠かせません。

 

なぜならば、迷っている霊と、憑依を受けた人とが、同じ波長か近い周波数の波長であるために、迷っている霊と同調している部分があるからなのです。

 

低級霊の周波数と同調、感応しないように、憑依霊の障りを受けて苦い経験がお有りの方は、自らの霊の周波数を高める精神的向上(心境の向上、つまり神道で言う御霊磨き)に取り組まれ、心に隙を作らないように、しっかりされることが望まれます。

 

心境が向上すれば霊格が高まります。霊格が高まれば、それにふさわしい神格の高い守護神と、霊格の高い守護霊が付いて守って下さるようになり、霊的抵抗力が強化します。
迷っている霊や邪霊の憑依を未然に防ぐ、慿霊予防の効果的な対処法となるのです。

 

平成26年5月6日公開

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