埼玉県・天狗霊の憑依による霊障で発症していた左腕の痛みが、正神界のお祓い浄霊と依頼者自身のお詫び行により解消 正神崇敬会(実例37)

埼玉県の森川紀雄さん(仮名)80代男性は、病院で診てもらっても原因が分からない左肩から左腕の痛みに耐えかねて、「ひょっとすると霊障かも知れない。そうだとしたら専門の霊能者に頼むしかない」と予約を入れた5月30日にお見えになりました。

「私は去年の11月16日の午後2時頃に散歩にでかけました。
いつも行っている散歩道の途中で、気持ちが悪くなりました。
公園から帰り道の途中の草むらに、奇麗なスミレが3本咲いているのを見つけたんです。
「これは奇麗だから仏様に上げたら喜ぶんじゃないか」と思い、摘み取って、ポケットに入れて百メートル位歩いたら、突然後から誰かに突き飛ばされたように飛んで、左肩から落ちました。
そこは草むらでクッションはよかったです。
それから国道をつっきって、横断歩道を渡って、家の手前百メートルの所で又、後から誰かに突き飛ばされたように飛んで転び、ガードレールに左頭を、歩道に左肩をぶつけました。
翌日、頭の痛みが取れず、近隣の市立病院で診てもらいました。
たいしたことはないからと言われてそのまま帰りました。
その翌日、大学病院の整形外科でCTを撮ってもらいましたが、異常無しでした。
その写真を持って、市立病院の先生に診てもらいましたが、「大丈夫」と言われました。
それからまた頭をぶつけちゃったんです。
階段を上がりながら両腕に荷物を持っていたため、上がりきるちょっと前で頭から前に転んでおでこをぶつけました。
私立病院でCTを撮ってもらいましたが異常無し。
大学病院で左腕をMRIで診てもらっても異常無しでした。
病院では異常なしと言われても、私の左肩から左腕へかけての痛みは、ずっと続いていました。
近所の鍼の先生と、揉み療治、電気マッサージをやっても左肩から左腕の痛みはとれないんです。
それで、スミレの霊なのか、何らかの悪霊が取り憑いているのではないかと思って、霊がいたら取っていただきたくて来ました。
夜中から朝方になると、痛くて寝ていられないんです。
湿布を貼っても利きません。鍼は百本位打ちましたが、痛みが取れないんです。
私は仏教系の霊能者Kが書いた本を読んでいます。
本に出ていたとおりのやり方で、スミレの霊に言い聞かせても良くなりません。
私はその昔、警察官を39年間やりました。5年前に勲章をもらっています。
女房は3年前に亡くなりました。子供は3人、娘2人とせがれがいましたが、せがれは他界しています。
近所に居る娘が私の面倒をみてくれています。
私は何年間も県営プールに通っていましたが、左腕を痛めてからはやめています。
左肩から左腕の筋肉が落ちて細くなってしまいました。よろしくお願いします」との森川さんの願い出でした。

「森川さん、神様にお伺いを立てる霊査で原因が判りましたよ。
森川さんに障りを出しているのはスミレの霊ではなくて、天狗霊です。
そのお天狗さんは、その地が草むらになる前の深い森だった何百年も前からその地に鎮っていらしたそうです。
木が切り倒された後もとどまっていて、森川さんが摘んでしまったスミレを、とても大事に思われていて、無断で取ったことを怒られています。
只今から正神界の神々様にお願いして天狗霊を御浄化をいただきましょうね」

「そうでしたか、分かりました。よろしくお願いします」

この日の取次ぎでは、まず森川さんが知らずして犯してしまった罪のお詫びを天狗霊に祈願奉り、それから山神界の長たる佐田彦の大御神をはじめ山神界の高級神霊に天狗霊の怒りの念の浄化祈願とお祓いを取次ぎ奉りました。
また、病んでいる森川さんの左肩から左腕にかけての痛みが取れますように祈願、体のお祓い、神気充電をお仕えさせていただきました。
山神界皇臣神を介して佐田彦神界のお祓い御守護の元、天狗霊の怒りの念は七割まで御浄化いただけました。

「森川さん、天狗霊の怒りが治まれば、痛みは消えていきますよ」

「先生、私は年金暮らしでお金のこともありますし、それと自分が引き起こしてしまった問題ですから、自分でも努力をして何とかしたいんです。
以前スミレが有った所にお酒と塩を撒きましたが、効果はありませんでした。
何か他にいい方法はないでしょうか」

「そうですか。そういうことでしたら、森川さんスミレが有った所まで行って、「お天狗様、大切に思われていたスミレを取ってしまい申し訳ございません。どうぞお許しください」と祈願して下さい。
そして、その場所にかわりの花を植えて、お天狗様にお返ししてください。
出来れば同じようなスミレの鉢植えを買ってきて植えて下さい」

「分かりました。やってみます。どうも有難うございました」

数日後に森川さんからの電話がかかって参りました。
「先生、だめです。季節柄、スミレは終わっていて見つかりません」

「それでしたら仕方がありませんから、スミレに変わる奇麗な花を買って下さい。
そして天狗霊にそのこともお詫び申し上げで植えてきて下さい」

「そうですか、有難うございます」

本来であれば、森川さんはもう1回正神界の神々様に天狗霊の祈願お祓い浄化をいただいて、そして自助努力もすべきだったんですが、本人の必死の自助努力の修行に任せることに致しました。

日々天狗霊へお詫び祈願を重ねる森川さんから、時間がかかりましたが7月7日に電話がございました。
「先生、おかげさまで痛みがすっかり取れました。有難うございました」と。

よかったです。

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