宇宙神道 正神崇敬会の書籍の内容紹介 「神仰のパワー」 笹本宗園著 第一章

「神仰のパワー」
目次   
第二章 その1  
第二章 その2  
第二章 その3  
第二章 その4  
第三章     
第四章

「神仰のパワー」 笹本宗道著 (本文に一部加筆修正が含まれています)

まえがき

世界中ではユダヤ教・キリスト教・イスラム教・仏教・我が国の神道をはじめ様々な信仰が行われておりますが、それら総ては人間が幸せに生きていくための教えやルールであり、物の考え方であり、時には生きた救いの発露となる尊い道であります。
私たちの精神をより崇高なる世界へ導いてくれるこれらの信仰は、通り道こそ違えども目差す頂上は一つです。
そして、国や人種や習慣の違いこそあれ、人間根本の幸福が帰する処は一つでありますから、万教同根と言えるのです。
現代の資本主義社会に生きる私たち日本人は便利な文化的生活を甘受する幸運に恵まれておりますが、ともするとつい目先の些事に追われてしまい、大切な本質から離れて物資偏重主義に陥りがちとなっているはずです。
しかし人間にとって最も大切なものとは、総ての根元であるその精神活動の中にあることを深く認識し歩んでこそ、人の人たる所以であります。
本書は、宗教家・審神者(さにわ)として神々にお仕えしている私の活動の一端をとりまとめたガイドブックです。
本書が皆様の伴書の一つとして、幸せにつながる御案内役となれたならば、至上の喜びでございます。
読者の皆さんが理解しやすいようにできるだけ平易に執筆することを心掛けましたが、特殊な内容も一部ありますから、まず読みやすい所からご覧になって下さい。
本書を刊行するに当たりご配慮を賜わりました、株式会社たま出版社長瓜谷侑広氏に対し厚く御礼申し上げます。

平成三年春 北総の宮にて 笹本宗道

第一章 神仰への誘(いざな)い

想いは それ自体に
強い方向性とパワーを秘めている
だから 祈りは力なのである
正しく祈り
祈る心が清らかであればあるほど
誠心(まことごころ)を込めて行えば行うほどに
天地自然の神々と感応し
共鳴し
合一してゆく
されば 救いは訪れよう
願わずとも訪れるのである

神を仰ぎ
神と歩み
御心に生きるとき
あなたは
愛 慈悲 光となっているのだから

幸せとは
大愛に包まれた
無限の向上
無上の歓喜なり

祈りの言葉(一)

一、御先祖様、父母(ちちはは)を通じて
今世(こんじょう)の身魂(みたま)をお与え下さり
誠に 有難うございます

一、 私たちは
生かされていることに感謝し
向上心をもって日々歩むことを
誓います

一、 誘惑や困難に負けず正しき道を歩み
与えられた使命が全うできますよう
どうかお導き下さい

一、 皆が幸せでありますように

一、 御心(みこころ)が 一日も早く
地上に実現しますように
神の御心のままに

祈りの言葉(ニ)

神の御心に従い
反省とお詫び
感謝の生活の実践

明るく 清らかに 正直に 素直に
そして こだわりとらわれ無きよう
また 思いやりを忘れず
他を許し 己れを許し
他を生かし 己れを生かし

切り替えを上手に
仲良く 力強く
日々 励まさせていただきます
生かさせていただきます

かんながらたまちはえませ

正神崇敬会の理念と目標

一、宗教とは中庸中道を説く、中ゆく道の教えである。日常生活に生きる現実になってこそ本物である

ニ、敬神崇祖、敬天愛人

三、神与の祓いによる救霊活動

四、身魂磨きの実践により、魂の成長を計る 想念の向上と行動の一致 自己完成をめざす

五、報恩感謝と奉仕の心の実践

六、自己の長所を伸ばす

七、自我滅却、悪いくせ性分の修正

八、経験(学び)と反省の積み重ねによって魂は成長する

九、  生業を通じ社会に貢献する

一〇、誠の人となる 浄明素直
  浄らかで明るく正直に素直に

一一、愛と寛容な心、慈悲心を育てる

一二、よき事は勇気を持って即実践

一三、社会の礎たる老人と、未来を坦う子供を大切にする

一四、中今(なかいま)、一日一日を大切に生きる

一五、正神界へのお詫びと感謝は最善の行である

一六、神理の祈りは至高の行である

一七、神人和楽の世界を地上に実現する

※[正しい霊能開発(霊能者の育成)のためには霊格を高めるように大いに努力せねばなりません。霊格を高めるには想念の向上に努め、魂に磨きをかけることです。魂に磨きをかけられますと正神界守護の霊感の感度が上がります。正神界守護の自己のお祓いの力の強化(自己浄霊力の強化)を正神界の神々からお計らいいただけるようになるのです]

お問合せ ご相談者ご依頼の皆様の個別のご事情には審神者の会長笹本宗道が真摯に対応させていただきます。