東京都・災難続きだった東京都の金井さん一家に笑顔が戻ってきました ―ファウル病の治癒―(実例53)

ある日の午前中のことでした。
東京都の金井良江さん(仮名)が血相をかえて、私の所へ駆けこんできました。

「先生、長女の泰子(仮名)がこの一ヶ月で急激に八キロも痩せてしましました」

詳しく伺ってみると、腹部違和感、腰痛、身体ぜんたいがだるい、微熱があるということで、これはおかしいと、近くの大学病院に連れて行ったところ、軽い胃炎と胃下垂の他、血液検査で三の内の一つの数値が異常に上昇していると言われたそうです。
泰子さんは、あと十日余りで26才の誕生日を迎えようとしている金井家の長女でした。
お話を伺って私が一番気がかりなことは、血液の三つの内の一つの数値が異常に上昇し、末端肥大症の症状が出ていると、病院の先生から言われたことでした。
末端肥大症は脳の病気で、下垂体というホルモンの出る所の病気です。金井家は去年は次から次へと災難続きでした。そんな中で泰子さんが生んだ初孫の誕生は、金井さんにとって大きな喜びであり、かけがえのない心の支えになってくれていたそうです。
六月末のお孫さんの腸重積は神様のお祓いパワーをいただいてすぐに治り、それ以来ずっと元気ですくすく育っているそうですが、ホッとしていたのもつかの間、今度は娘が……。どうしてうちばかりこうしたことが起こるのでしょうかと、金井さんは嘆いておられました。

「神様にお祓いをお願いして、何とか少しでも泰子が良くなってくれるならばと……、真剣にお願いに参りました」

わが娘を思う金井さんは、医学書で調べたメモを片手に、小刻みに震えながら絞り出すかのような声で、訴えかけられました。

「私は体がだるく、ときどき頭痛が起こります。食欲はありません」

金井さんの右どなりに正座し私の問に答える泰子さんが、確かに極端に痩せてしまわれたのは一目でわかりました。姿勢、顔色、声にも生気が感じられません。

「末端肥大症があるとするならば、それは、成長ホルモンを出す下垂体前葉の異常です。成長期に起これば巨人症になってしまいます。成人してから発病すると、四肢の先端や顎、鼻、眉の下の骨が突出してしまい、体謝
異常をきたす難しい病気です。原因としては下垂体腫瘍、組織の炎症が考えられます。金井さんはこれまでにいくつも神様から証をいただいてこられましたよね。泰子さんは若く、回復力がありますから、もちろん治る可能性はあります」

ご事情を伺い、私は泰子さんの霊査に入りました。

「霊査で泰子さんの正神界守護に拮抗する魔神のエネルギー大なり。嫁ぎ先の因縁浄化と合わせ、十回の取次を要す」
との竜神界皇臣神からのお示しを賜りました。

これは泰子さんに対する宇宙パワー(浄化作用・代謝作用を司る竜神界、神経系・消化器系を司る稲荷神界、命・霊威の炎を燃やす火竜界からのご守護)が低下し、相反する宇宙の破壊作用である魔神界からのマイナスエネルギーの影響を泰子さんが強く受けてしまっているということなのです。かつ複合して、家系因縁(家系にかかるマイナスの精神作用)と子育てのストレスが泰子さんに対して悪影響を及ぼしてしまっているということでもある訳です。

「出来るだけ続けて十回、神癒祈願とお祓い浄霊を受けて下さい。その後は、今年いっぱい月二回の割合で、来年からは月一回の割合で続けて下さい。泰子さんはきっとよくなります」

金井さんの願い出に対し、この日、神様は何回の祈願お祓い浄霊が必要かを、明確にお示し下さいました。
実は神様は金井さんに対し、過去何回もこうした御導きをなさられています。神様を信じて心をくだき、よく努力された金井さんの真心に、私の霊査を介して神様が何回のお祓いでよくなるのかという答えを下さられているのです。
諸々のお話は、またの機会に語らせていただくかも知れませんが、ここでは先を急ぎます。

正神界から賜る御守護御導きを、より有効にするしないは、依頼者の心と潜在能力をどこまで引き出し得るかということと、密接に関連しています。
半信半疑の方に対しても神様はそれなりの好結果の証を下さいますが、やはり信じて励まれる方に一層のよき結果をお与え下さることはゆるぎない事実です。
私たちを存在たらしてめている高次限の宇宙神に心を向け、自らの意識を高め、善念善行の継続実践が加味されて、よりよき結果は現われるべくして現われるのです。

「十回ですね、先生。今日からよろしくお願いします。神様におねがいしてこの娘が少しでもよくなってくれるようでしたら、私はその可能性に賭けます。泰子、頑張ろうね!」

人生の困難を幾重にも乗り越えて生きてこられた母が娘を思う心は、深く暖かく真剣そのものでした。

「孫の世話と家事、それに通院しなければならない日もあり、泰子は毎日は来られないかも知れません。その場合は私が来て、代理でのお祓い浄霊を受けるということでもよろしいでしょうか」

「そうですね。無理のない範囲で出来るだけ頑張って下さい」

この日から九月二十七日までの二週間に一日平均一時間半かけて、私は泰子さんに対し神癒祈願と体のお祓い、魔神のお祓い、手かざしによる浄霊、神気充電を行いました。
四回目の九月十九日には「首の痛みが取れて食欲が出てきました」との由。
以後、回を追うごとに泰子さんは少しずつ太り、みるみる回復してゆかれました。二週間前とは別人のように顔の色艶と声に張りが出て、目にもいきいきと力が出ました。

正神界の神々からご守護を賜る泰子さんは、十月に入ってから病院の勧めで、徹底検査のために三週間入院されました。その結果、末端肥大症ではなくて、副甲状腺の障害(ファウル病)リン・カルシウムを作る部分の異常がみられ、脳の三ヶ所にカルシウム沈着があると診断されたそうです。
一歳の誕生日を迎えたばかりの和也君を残して辛い入院生活を終え、泰子さんは精神的にも一回りも二回りも成長されたようです。

二月一日、久しぶりに参られた金井さん母娘、そして片言をしゃべりながらはしゃぐ和也君、皆とっても元気で幸せそうでした。

あれから何年がたちましたか。もちろん泰子さんのファウル病は正神のお力で完治され、お元気でいらっしゃいます。お母さんの金井さんも、苦労をこやしに人間の深みを増され、家業とヘルパーのお仕事にも、精進されています。

神通霊能者 笹本宗道 著「神の六法」より引用

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