霊能者千葉県「団地一家を悩ます幽霊の鎮静によるお祓い浄霊(除霊)の霊障解消例」正神界の神通霊能者・審神者 正神崇敬会初代会長 笹本宗園の神事-柏市、我孫子市、東京都、埼玉県、茨城県、神奈川県、大阪府、愛知県、熊本県(実例176)

-本話は心霊相談(霊能相談)のご依頼者に正神崇敬会初代会長の笹本宗園が、霊能者として自身の霊能開発に取り組んで初期の頃の古典的な『霊術』を駆使しての事例紹介です。

いくつかの段階をへて『霊術』は、(あらゆる宗教の源流である)古神道の神々様から厚い守護(加護)を賜り、祈願お祓いの強力な浄化力を発揮する正神崇敬会独自の『神法』へと進化を果たしました。

笹本宗園の神の道の教えと『神法』を継承した神通霊能者の現会長の笹本宗道は、使い方によってはもろ刀の剣にもなりかねないそれを、強力なお祓い(浄霊除霊)の浄化力と安定性を両立して発揮し続けられる『宇宙神道の神法』へと昇化させて、悩み相談・心霊相談・病気平癒・運命の改善強化・心願成就の取次ぎに参られる皆様の改善・解消・解決を目的として神に奉職いたしております-

 

 

 

かねてから運命相談のことで知り合いになっていたK市のある団地に住む加藤道子さん(仮名・30歳)から電話がかかって来ました。
「先生、ご無沙汰しております。実はつかぬことを伺いますが先生は霊のこともわかる霊能者ですか?」私は突然の質問に対して、「どんなことですか、内容を話してみて下さい」と答えました。
「先生にはまだ申し上げてなかったのですが私達の住んでいるところが気味がわるいんです。いろいろと変なことが起こるんです。思い当たることもあるので家族で話しあっていたのですが今日は思い切って相談したいと思って電話しました。ご相談にのって頂けるでしょうか?」というのです。
「わかりました」と私。道子さんは言葉をついで、「それで先生のご都合のよい時一度私達の住居へ来て頂いて色々と調べて頂きたいのです。連日大変気味のわるいことが続きますのでどうかお願いします」というのです。「では、明日の午後1時に伺いましょう。その際、現場を見たりしながら詳しいお話を聞きましょう」と申して電話を切りました。
その団地は私の宅からさして遠くない所にあるので翌日12時過ぎに家をでて道子さん宅へ向かいました。団地の中を多少探しましたが道子さん宅は間もなくみつかりました。道子さんの家では道子さん、お母さん、弟(次男)さんの三人が私の訪問を待っておられました。もう一人の弟(長男)さんは勤めのために不在でした。私は道子さん宅の玄関を入るなり家の中が非常に暗い、極めて陰気な感じを受けました。何かありそうな感じ、何かあっても不思議ではないという第一印象を受けました。それはあらかじめ話を伺っていたことによる先入観から来たものではなく極めて現実的な感覚でした。招じ入れられるままに内に入り、廊下を通って左側にある家族の居間(六畳)に入りました。この部屋は日常は長男の居室でありますが居間兼用になっているものです。脇には長男のベッドが置かれていました。まず家の構造を伺いました。これは団地づくりの3DKということで玄関から入ってすぐ左側に風呂場・手洗・洗面所があり、その奥に長男の部屋(居間)があります。玄関から入って廊下の右側に六畳一間、次に台所、その奥に道子さんが使っている八畳間があるという造りでした。お母さんと弟さんは玄関から入って右側の六畳間に起居しているということでした。
「お茶を一つ」ということで、暫く一服している間、私は目を居間の隅々に走らせました。「随分汚れていますね」と私は率直に言いました。「汚い所ですみません」お母さんが掃除の不届きを詫びるように答えました。「いや、そうではありません。部屋が妙にドス黒く汚れていますね。団地だと勝手に塗りかえはできないのですか?」と私は尋ねました。「室内をきれいにするのは許可を得ればできるかも知れませんが私の所ではここに長く住む気もなかったものですから、そのままにしてあるんです」とお母さんは弁解するように答えられました。道子さんが側から、「実はそれなんですよ」と言いながら今日の問題を詳しく語りはじめました。それは概略次にようなことでした。
道子さん一家(四人)は二年前にM市からここへ移って来た由です。道子さんの仕事の関係上、勤め先への通勤に都合がよくなることと、下の弟が通っている高校(定時制)に大変近くなるためにここを選んだというのです。当時、この団地の空室は五階と二階に一つずつありましたがお母さんの足が丈夫でないことと一般的な利便を考えてこの二階の部屋を選定したということでした。ところが入居してから間もなく道子さんの家族が四人次々に「金しばり」にかかったというのです。身体を抑えつけられて縛られてしまった様な状態、声をだしたくてもだせない状態、「これはかかった者でないと中々わからないでしょうけど、大変苦しいのです」と道子さん、お母さん、弟さん、交互に語るのでした。金しばりは最初のうちは頻度も少なく間隔がありましたが、だんだんと頻繁になってきました。それも最初は夜間の寝ている時だけでしたが、この頃では昼間このベッドでうたた寝していてもすぐにやられますというのです。お母さんが言葉をついで、「私は丈夫でないので、このベッドで昼間休みたいのですが、横になってウトウトすると何時もやられます。うかうか休憩もできません」と困り果てた様子です。この家へ入ってから半月ほどたって、近所の知り合いになった方から、「この家に、前に住んでいた家族のお婆さんが自殺したんです」という話を聞きました。その時は大変驚いてしまい、また引越ししようかと思いましたが移って来て間もないこともあり、道子さんの都合、弟さんの都合もあるので急な移転も叶わず、いずれ引越ししなければと思いながらここまで我慢して来たというのです。前の住人である、自殺したというお婆さんの家族は間もなく何処かへ移っていったということで、その消息は誰も知らないということでした。こうしたこの家にまつわる因縁話と、道子さんの家族四人が入れ替わり立ち替わりして次々に金しばりにあうという事実の間に、必然関係があるのではないかと考えて大変気味がわるいので霊能者に調べてもらいたい、何とかしてもらいたいというのです。そしてこれらの変なことが霊の仕業であったとしたらそれを封ずるような適切な措置をとって、今後このようなことが起こらぬようよろしくお願いしたいということでした。
私はここで幾つかの質問をだしました。「夜中に物音がすることはありませんか」 「夜もしますけど昼も部屋の隅で音がします。”パチ”というはじけるような音です」 「夜中に人の気配の様なものを感じませんか?」 「夜中にスーッと廊下を歩くような感じが時々あります。私だけが夜中にトイレにゆくものですから大変怖くて電灯を次々につけてゆかないとゆけないんです」 「家族の方々に、ここに引越して来てから仕事や学校のことで何かわるいことは起こりませんでしたか?」 「実は大ありなんです。姉の道子はここへ移ってくれば市内の職場にも通いやすくて良くなると喜んでいたのですが、移って来たあと仕事の方が巧くゆかず、それで前々先生に転職相談をお願いした次第でした。また下の弟の方も折角学校も近くになったのにこちらへ来てから何となく学校へゆかなくなりました。在籍はしていますが休みが多いために担任の先生からもたえず電話がかかってきます。昼間の仕事の方も二年の間にいくつか職を替えました。しかし未だに安定しないで困っています。今日も仕事にゆくべきなのに実は怠けて休んでいるのです。本人にも何でそうなるのかわからないようですがソワソワして落ちつかないというのです。この子の職場の社長さんや担任の先生から電話を頂く度に本当に恥ずかしくて仕方がありません。本人にどれ位注意や意見をしたか知れませんが何かやる気がでないらしいのです」と一気呵成にお母さんが話されました。お母さんの顔には困り切った弱々し気な表情が浮かんでいました。弟さんはいささかバツが悪そうに席をはずし、道子さんは訴えるような眼で私の方をみつめておりました。
その時、突然「ギーッ」という木の軋るような物音が入口の方から聞こえて来ました。一同は音のした方を伺う様に黙しておりました。「誰か来たんでしょうか?」私が問いかけると、道子さんが「玄関のドアは鍵がかかっていますからそんな筈はありません」と言うのです。
「確かに聞こえたね」とお母さんが言う。「見て来ましょう」と私は立ち上がって入口の方へゆく。道子さん、母親もあとに続く。玄関のドアは閉まっている。洗面所の方へ曲ると風呂場の開き戸が大きく開いていたのです。
「これだね」と私は言う。皆はうなずく。「それにしても変ねー」と道子さんが言う。「風もない日で外窓も開いてないのにたてつけの悪いこの開き戸がひとりでに開くなんて……」といぶかし気でした。「ご霊様のご挨拶でしょうかね」私は答えました。「それでは立ちついでに、これから家の中を一巡させてもらいましょう」と言って私はゆっくりと点検をはじめたのでした。
先導のお母さんが家の中を案内しながら色々と説明を加えます。風呂場の壁の汚れがひどく、大変気にかかりました。次に玄関わきのお母さんと弟さんの部屋は北側にあって大変陰気です。黒ずんだ壁、古びた畳、褐色のタンスとその淡い影、部屋の隅におかれたガスストーブ、「陰気だね」と私はつぶやく。お母さんは、「ここが私と下の子の部屋です。この部屋が例のお婆さんが自殺したという部屋です。あの隅のガス栓のところでガス管をくわえて死んでいたそうです」と話されます。聞きながら、何ともやり切れない思いでした。次に道子さんの部屋、矢張り暗い感じです。掃除も充分とはいえないし雑然とした感じです。いろいろな神社仏閣の霊札が立てかけてあったり、黒ずんだ壁に貼ってあったりします。それらは清浄の気というよりも薄暗い部屋の中にあると妖し気な雰囲気をかもし出してこちらが気味わるくなる感じさえします。これはまずい。折角の神社仏閣の霊札もこの様な状態で祀っておかれたのでは混濁した気に閉ざされて力を発揮できないだろうと感じました。神霊の社というよりも悪霊の巣になりかねない。いやすでにそうなっている感じです。これではこの家全体が未浄化霊や悪霊にとって、まことに住みやすい恰好の場所になっていることは否めません。私はこの家で果てた老婆の霊、その他この家に巣食う霊のお祓い浄霊をすべく準備にかかりました。
「それではお祓いをしましょう」と述べ、一同をうながして老婆が自殺したという部屋に入り、祈祷に入ります。この家を守護し給う神霊、産土神、祓いの神に祈念し、祝詞を奏上します。
次いでこの家で果てた老婆に対し供養することを述べて般若心経を読経します。そして老婆霊に向かって色々と説諭をおこないました。そしてこの家の者に障ることなく成仏されるよう祈念したのであります。そのあと道子さん、お母さん、弟さんの三人に対して個別に短時間の浄霊を行ない浮霊して来た魂に対して説諭し、家人に害をもたらさないように申し渡しました。こうして道子さん一家のお祓い浄霊、供養を修了しました。更に、明日私の所へ浄めの霊符(天空霊神よりの神授の法によるもの)を受けに来るように申し渡して道子さんの家を辞したのです。
翌日、道子さんは早速霊符を頂きに参りました。霊符の貼り方(位置、向き、高さなど)について説明を加えてお渡ししました。異状現象がでたらすぐ知らせてくれるようにと話して道子さんを帰しました。道子さんは昨日以来何も起こらなかったと話し、お祓い浄霊や供養をして頂いたので精神的にも大変心づよいと言って霊符をかかえて喜んで帰られました。
それ以来現在まで一年半を経過いたしましたが道子さんから超常現象や異状現象の報告は入っていません。道子さんの家の守護神、産土神、祓いの神々の御力によって、道子さんの家の混濁した霊気が祓われたのでしょう。そしてまた、一度きりでしたが心からの供養をしてあげたことによって、迷い続け、苦しみ続けていた老婆の霊が完全に救われたとはゆかぬまでも鎮静できる程度に浮かばれたのでしょう。そして更に素盞鳴神界からの神授による天空霊神の秘符によって大きな守護力が与えられたのでしょう。
道子さんはその後、二回程運命上の相談のために来訪されました。一つは道子さんが東京の方に良い就職口がみつかりそうなので転職の可否についてということでした。もう一つはその後良い就職口が決まったので引越し(道子さんと末弟の二人だけ)の時期と方位は如何というものでした。お母さんも大変元気になり弟さん(長男)も元気で、その後は何の異常もなく過ごしているということでした。
家に憑いた霊の作用によって、二年余り閉じこめられ、振り回されていた道子さん一家の運命に具体的な開放の気運が出たのです。何か変事があれば、必ずといってよいほどに私宅に連絡をくれる道子さん一家から暫く何の音沙汰もありません。道子さん宅をおびやかした幽霊話はどうやらこれで完全に消え去ってしまったように思えます。それと共に家族の一人一人にまつわっていた霊障も消え去ってしまったのでした。

神通霊能者 笹本宗園著 「霊能開発の旅路」 より引用

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