東京都・良縁の御導き 正神崇敬会(実例107)

Nさんが相談事でお越しになられたのは、8月9日のことです。最初のご相談はご主人のことでした。
電力関係に勤務しているご主人はカーッとなる性格で、現在の上司とはうまくいってないそうです。
わがままな性格で、自分勝手なところがあって困るとの由。この日、私はご主人が犯せし罪のお詫びの神法とその他三種類の祈願お祓いと浄霊、除霊を正神界の神々に取次ぎお仕え奉りました。三種類の祈願お祓いと浄霊とは具体的にはご主人の意識にひそむ業と長虫と憑依天狗霊の祈願お祓いと浄霊のことを指します。
それから3ヶ月後の11月22日、Nさんが再び来訪されました。Nさんのお話では、ご主人の性格が穏やかになられ、また上司との人間関係も改善されたとのことでした。ご主人は、神通霊能者笹本宗道取次の祈願お祓いと浄霊を介して正神界の神々様の御守護を速やかに頂かれたのでありました。
ところでこの日、Nさんより長女Kさんのお見合いのお話が出ましたが、ハッキリとした段階でまた相談に来られるとのことでした。
それから5ヶ月後、Nさんは浮かない顔でいらしたのです。Kさんはある方と結納までいったのだそうですが、結婚式の15日前に突然だめになってしまわれたそうです。
近所の目がうるさく、いたたまれなくなったKさんは家を出てしまい、Nさんもこのいやな事件のことで頭の中がいっぱいだったのでした。
遠隔の祈願お祓いにて、さっそく私はKさんの因縁浄化と複数の妨害している邪霊の祈願お祓いと浄霊、除霊を神界取次奉りました。
するとさっそく正神界の神々様の御導きにより2日後には2つの縁談が届き、Nさんはたいへん驚かれながら深く感謝されました。
しかし、残念なことにKさんはどちらのお話も気に入りませんでした。御本人は同じ教職の方を希望されていたからです。
5月10日に、Nさんの依頼により私がKさんの良縁祈願お祓いを正神界の神々に取次ぎ奉りましたところ、Kさんの元へまたもや縁談のお話が来たのです。
お相手はKさんの希望にかなう方でした。この方がKさんの将来の夫になった場合、相性は80パーセントですから、かなりよい方です。私の判断したところではどちらかというとKさんは勝気ですが、この方に対しては素直に接して、夫として立てることができます。
お二人の間に邪魔が入らないように神様に祈願お祓いと浄霊除霊をお願い申し上げ、それから母親のNさんに、娘さんが円満な家庭生活を送り、幸せになるための必要なアドバイスをさせていただきました。
その後久しくご無沙汰していたNさんは、2月19日に来訪されました。「お陰様で先生、順調に話がすすみ、3月3日に結婚式が決まりました。たいへん有難うございました」と、吉報をお土産にです。
「娘の結婚が決まり母親としてはたいへん嬉しいのですが、反面ほっとして何だか淋しい気持もあります。娘が私から遠く離れていってしまうようで」と、複雑な心境も胸中にあることを併せてお話されました。
「娘さんが結婚した後も仲良く行ったり来たりできるから、心配する必要はありません。大丈夫と神様はおっしゃられます」と御神示をお伝えしたところ、Nさんは安心して明るいお顔になられ、芯からほっとしたようでした。
予定どおり3月3日の桃の節句に、Kさんは人生の門出をされたのでした。どうぞお幸せに。

神通霊能者 笹本宗道 著「神仰のパワー」より引用

関連記事

お問合せ ご相談者ご依頼の皆様の個別のご事情には審神者の会長笹本宗道が真摯に対応させていただきます。