魔神・魔神界の解明と解説 正神崇敬会 -2ページ

人間の魂に潜む邪神の依代の青玉と魔神(魔、悪魔、魔物)の依代の黒玉について-正神崇敬会会長 笹本宗道

正神崇敬会の御神示に出てくる青玉(せいぎょく)と黒玉(こくぎょく)とは何か?

私たちの魂の中に潜んでいる邪神と魔神(魔、悪魔、魔物)の抵抗に負けないで魂を磨きましょう

 

解説 会長笹本宗道 正神新報第106号より引用

 

平成元年に国常立神界から私に下った神示の中に出ている青玉(せいぎょく)と黒玉(こくぎょく)という言葉の意味を教えてくださいとある方から質問がございました。

青玉とは、私たちの魂の中に潜んでいる邪神界由来の青い玉です。

青玉の中にはネガティブな負のエネルギーの邪気がつまっています。

青玉は憑依邪神の依代であると同時に、憑依邪神が邪気を蓄えておくエネルギーの貯蔵基地の役目をしています。

私たちの幽体から霊体に潜在している青玉には、今世で憑依してきた邪神と前世因縁霊の古い邪神や家系因縁霊の古い邪神が依代としてとどまって、カルマの果たし、浄化の時を待っています。

黒玉とは、私たちの魂の中に潜んでいる魔神界由来の黒い玉です。

黒玉の中には、狂気、腐敗、破壊の強力な負のエネルギーの魔気が充満しています。

黒玉は今世で憑依してきた魔神と、私たちが生まれてきた時にすでに内在している魔神(内魔)の依代になっています。

霊体の最奥に伏在している黒玉には、人間を不幸に落とす役目の人魔(七大魔神の中の七番目に強い魔神)が住みついています。

私たちの過去世からの悪因縁神の魔神や先祖からの悪因縁神の魔神が黒玉を依代として潜伏しています。

また私たちの今世の心と行いのカルマで引き寄せて憑依された魔神も、黒玉を依代としています。

黒玉を依代にする魔神と、青玉を依代にしている配下の邪神は、私たちの真の姿である宇宙の創造主におわす国常立大御神(天之御中大御神)の分御霊である直霊(なおひ)の誠(良心)を曇らせ、狂わせ落としにかかります。

私たちの四魂の荒魂(勇気・胆力・正しい行動力)、和魂(調和・天地人と調和する力)、幸魂(愛魂・人をはじめ生命を愛でる力)、奇魂(分析力・洞察力・神に通う叡智・悟る力)がバランスよく働くことを妨害して、低劣化、不幸へと落としにかかります。

われら正神界の神人(かみびと)は正神界の神々に心を合わせて青玉・黒玉を含む魂の浄化を賜りながら、感謝とお詫び行(反省)を柱として、御霊磨きに取組んで霊性の深化向上を果たして参りましょう。

 

魔神「魔神界で六番目に強い地魔について申し述べます」正神崇敬会

解説 会長笹本宗道 正神新報第112号より引用

 

宇宙の根元の大精神は、無大御神におわします。

絶対無、純無の、無大御神が『宇宙を創ろうではないか』とその御心が動いて、ゆらぎを生じたときに誕生された神様が大天地明大御神です。

大天地明大御神がビックバンを起こして、私たちが存在しているこの宇宙を開闢されたのです。

大天地明大御神が開闢した宇宙に、最初に現れてすぐに姿をお隠しになられた神が天之御中主大御神です。

天之御中主大御神は陰陽の神々に変化(へんげ)なさられる以前の独神(ひとりがみ)です。

天之御中主大御神は宇宙の主宰神として鎮られると同時に国常立大御神として開闢直後の宇宙の創造に当たられました。

国常立大御神も独神です。国常立大御神が変化(へんげ)して誕生された国賜地大御神と、次いで誕生された豊雲野大御神も独神です。

この国賜地・豊雲野神界から、正神界の神々と魔神界の神々、陰陽の神々、邪神界の神々が誕生して深遠なる神々の世界が形づくられ、現在に至ります。

魔神界の七大魔神の中で六番目に強い魔神が地魔です。

地魔は大地(地中、地底)に潜む有意の破壊宇宙エネルギーです。

地魔の破壊作用には、①霊的破壊作用として五次元の魔神界から四次元霊界を貫いて私たち人間を始め地球上の生命体を困らせ、死に至らしめようとする働きが有ります。

②物理的な破壊作用で私たちを不幸に落とし、死に至らしめようとする働きも有ります。

物理的な破壊宇宙エネルギーに起因するものとして、巨大地震があります。

地震、地殻変動は地下の火竜神界に潜む火魔と、地魔が共同して起こす破壊作用です。

火山の噴火に伴う災害は、火竜神界に潜む火魔が主導して、地魔と共同して起こす破壊作用です。

地魔の霊的エネルギーによる妨害、破壊作用の例としては例えば正神崇敬会会員の和田佳子さんの姉、典子さん(故人)が平成三年五月に千葉へ旅行したときに地魔の障りを受けた事例がございます。

それから四ヶ月後に典子さんは突然の交通事故(ひき逃げ)で不帰の人となられたのでした。

典子さんの事故は、ひき逃げ運転手の心の隙をついて地魔を初めとする複数の魔神が関与していました。

哀れ典子之御霊は妹の佳子さんの願い出で正神界の神々より厚い浄化供養を賜り、神上がりされて月美比命之命となられました。

会員の石井和子さんの妹のTさん(故人)が、見通しのよい田んぼの十字路の事故多発地点で瀕死の重体に陥った起因も地魔によるものでした。

1989年のサンフランシスコ地震で東京のS・Uさんが、2014年の御嶽山の噴火では名古屋の立松千明さんが正神界の神々より地魔の障りから除けていただき奇跡的に無傷で助かっています。

東京のR・Wさんの霊感がある友人で、「私はいい神社とそうでない神社の見分けがつく」と自信を持っている人だそうですが、その方が伊勢神宮へ参拝したときに参道の地面が突然裂けて地中から気持ちが悪いエネルギー体が飛び出してきたのだそうです。

この現象は、神宮の神聖な神威を落とさんとした地魔がダマシにかけて見せられた幻覚でした。

 

魔神(魔、悪魔)「魔神界(魔界、悪魔の世界)で七番目に強い人魔について」 正神崇敬会会長 笹本宗道 千葉県、東京都、神奈川県、埼玉県、茨城県、新潟県、群馬県、長野県、栃木県、福島県、静岡県、愛知県、岐阜県、大阪府、京都府、高知県、熊本県、沖縄県、北海道、柏市、我孫子市

♢魔神界(魔界、悪魔の世界)で七番目に強い人魔は人間の心・意識・魂を支配して不幸にする魔神である

人魔は厄介なことに総ての人の心(魂)の中に潜んでいる

 

解説 会長笹本宗道 正神新報第113号より引用

 

この世に生まれてきた命には、寿命が尽きるまでは『生きよう、必死に生き抜こう』とする自己保存本能が備わっています。

自然界の生命の一員である人間にもこの自己保存本能が備わっています。

生命の進化の過程で、二足歩行をして大脳皮質が肥大化して、知の力をつけた人間には、自然界の摂理に従って生きる生物とは決定的に違う問題が発生するようになりました。

人間の知の力から生み出される限りない欲望、煩悩から起こる弊害は、自然界の神々を穢し、地球上で生きている生命を苦しめ絶滅の渕へ追いつめ、人間そのものの存在すら危ぶまれる環境破壊、気候変動を引き起こしています。

他の動物たちとは違う人間のもう一つの際立つ欠陥は嘘が多いことです。

神様の生命進化の設計図に従って進化の過程をへて知の力をつけた人間は、それを良い方にも悪い方にも使う事ができます。

知の力を良心に照らして良い方に用いれば、国常立大御神の御心である誠、慈愛、調和、人類の幸せ、他の生物の幸せに貢献できます。

一方、人間の不完全な知の力と自己保存本能とが結びついて働く、人間の生体次元の欠陥である自己中心性が、知識と情報をたやすく手に入れられるようになって、人心を迷わせ、狂わせ、荒廃させ、油断していると悪の力に支配されかねない危ない時代になりました。

人間の飽くなき欲望(強欲)、心の隙、心の暗を突いて、人間を不幸にさせる悪の使命を持った悪神が人魔です。

人魔は七大魔神の中で七番目に強い魔神です。

人魔は誰の心の中(魂)にも潜んでいます。

何事もない時にはいい人なのに、自分にとって不都合なことが出てきた途端に激怒して人格が豹変して、自らを省みることなくただただ一方的に相手が悪いと主張する人が、テレビでも新聞でも毎日のように報道されています。

そういう人たちは間違いなく、この世の地位は高くとも、霊格が低く、際限ない欲望と自己正統化の嘘にまみれた人魔憑りの人です。

七大魔神の中で七番目の地位の魔神である人魔の大元の本殿は、地魔についで五次元の魔神界に有ります。

人魔は、生命の進化の過程で知の力を獲得し、神の代理者としての想像性、創造性を発揮するに至った人間の魂の試練、修行のために使わされた侮れない引き立て役の悪神なのです。

昨日お祓いの依頼をお受けした仙台のE・Kさんの事例を紹介させていただきます。

「先週の火曜日に駐車場で軽い車の接触事故を起こしました。

その後、木曜日に住んでいるマンションの下の階の薬物中毒の女性が大暴れして突然部屋に侵入してきました。

知り合いの知り合いの霊感が強い人がいて見てもらったら、「体の右側がまっ黒だ。お祓いをしたほうがいい」とのことでしたので、遠隔祓いをお願いします」との願い出でした。

Eさんには強い悪霊(悪神)の人魔が憑依して障りを出していることが判りました。

外からEさんに憑ってきた人魔と負のエネルギーの浄化と退散の御守護を神様からいただかないで、そのままでいたら、Eさんはもっと大きな災難、不幸、負の巡りにつかまる所でした。

Eさんの夫のYさんが、正神界の神様に速やかに願い出され、魔神に打ち勝つ正神の強力な祓い浄めの御力をいただかれてよかったです。

 

お問合せ ご相談者ご依頼の皆様の個別のご事情には審神者の会長笹本宗道が真摯に対応させていただきます。