東京都〈Mさんとの2つの出来事〉 体の守護祈願お祓いと浄霊による貨幣状湿疹の治癒 正神崇敬会(やすらぎと強運と奇跡を呼ぶ宇宙神道の霊査、お祓い浄霊と除霊、神の癒し、霊体質改善、審神者・神通霊能者の正神界取次ぎの実例101)

五感で捕えることのできない様々な邪魔の働きと、正神の御守護が実在することを、体験を通してよくご存知のTさんの紹介で、東京都のMさんは7月12日に初来訪されました。
神様にお願いすればきっと治るからと、Tさんは思いやりの心と自信をもってMさんのことを紹介されたのでした。

Mさんの最初の願い事は5~6年前に発病した貨幣状湿疹と、昨年からの喉の苦しさ圧迫感を治していただきたいとのことでした。
貨幣状湿疹は難治性で反復再発し、搔痒(そうよう)著しく、四肢、特に下腿伸側によく出きる自家感作性皮膚炎です。
即効性はあるけれども、長期間使用すると副作用が強いステロイド系の薬は使わないで治したいとの御本人の希望です。
Mさんの場合、薬をつけるとその部分は良くなるのですが、必ず他の部分に湿疹が出てしまい、薬をつけてもつけなくても同じことなのだそうです。
十回の祈願お祓い浄霊でいい線いくでしょうと御本人にお伝えし、私は1月9日までに計十回のMさんの体の守護祈願お祓いと浄霊を神界取次奉りました。
祈願お祓いと浄霊を続ける中で、一時はかえって湿疹が強く出た時期がありました。こうしたことは浄化の段階でよくあることなのですが、早く治したい気持ちと、ほんとうに治るのだろうかというお迷いがMさんにあったはずです。
初めのうちは人間として不安に思う気持ちであるとか、色々な迷いや神様に対しての疑念を持ってしまうのはしかたがないことかも知れません。
浄化されると困ってしまう邪神邪霊が必死になって抵抗している状態が、反応として出ているなどと、一般の方には分からない訳ですから。
また、霊に憑かれやすい特殊な体質(霊体質)の人の浄化には時間がかかります。どうしてかといいますとそれは、お祓い浄霊してきれいになっても、気の毒なことに別の霊にまたすぐにとり憑かれてしまうからなのです。
更に強い邪霊に次々とり憑かれてしまったり、その人自身の想念に問題があるような邪神界、魔神界守護の人ですと、浄化するのに長い年月を要するようになってしまいます。
因縁のない人はありませんが、人によってかなり大きな差異があることを神の取次人である神通霊能者としての経験を通して私はよく知っています。
さて、浄化を段階的にすすめてゆく中で、Mさんから色々な質問や相談がございました。喉の苦しさは数回の祈願お祓いと浄霊でほとんどとれてしまい、13回目の祈願お祓いと浄霊のときには湿疹もだいぶ落ちつきました。そして、16回目の祈願お祓いと浄霊できれいに治りました。
神様は十回で治ると言われたのに仲々思うようにいかず、Mさんは神様に対して一時は疑問をお持ちになりました。
この間霊体質であるMさんには、せっかくお祓いしても別の霊に憑かれてしまうという、思うに任せない事実があったのです。
また、お金を払って神界にお願いして簡単に治してもらえるとしたならば、Mさんの心の行は今日ほどすすまなかったはずです。そこに神様の御配慮がありました。
紹介者のTさんは「六十三年中に治るわよ。もし治ったらお昼をご馳走してもうらうから」と、Mさんと約束していたのだそうです。少し遅れましたがこうしてTさんは、Mさんにご馳走していただいたという次第でした。

神通霊能者 笹本宗道 著「神仰のパワー」より引用

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