霊障のお祓い「身内霊の供養と憑依霊の浄霊で衰弱した母が回復」正神崇敬会(実例126)

-千葉県・母の原因不明の高熱と衰弱の平癒願い-

 

正神崇敬会の所在地我孫子市と近隣の松戸市に、一級建築士のKさんは在住されています。Kさんは技術系の難しい仕事をされておいでですが、たいへんに人あたりのよい、温和で如才ない紳士です。
かつて私は、Kさんから依頼を受けた宗園前会長にお供して、一回だけKさん宅を訪問したことがございます。
Kさんからこれまでに仕事上のいくつもの相談と、親戚関係の相談事、その他をお受けしております。
知人と共同で不動産関係の会社を設立すべきか否かを一時迷われていたことがあったKさんが、久しぶりに来訪されたのは5月8日のことでした。
母方のいとこに不幸が続くので、もしや何か悪い障りが出ているかもしれないから霊能者にみてもらった方がいいと、鑑定を受けに来られたのです。いとこの不幸とは、父と弟のあいつぐ他界、離婚、家が火事で焼けてしまったことでした。
この日、神許により他界された二人の御霊の浄霊御供養と、障りを出していた複数体の邪神の浄化を果たすことが出来ました。Kさんはこの月の終わりに、御札のお焚き上げのために一度来訪されました。
それから2ヶ月後の8月22日に、確か予告なしに突然おみえになられたと記憶しております。
Kさんのお話によりますと、実母Mさんは微熱とだるさが半年以上続いていました。病院で検査してもらっても、原因不明であるため治療の方法は見つからないまま、日時が経過してしまったのです。
そのうちに、大正6年生まれのお母さんの体力は消耗し、痩せて衰弱状態となりました。このままだと母はだめかもしれないと、Kさんはたいそう心配され、元気がありません。
さっそく霊査をしてみますと、やはりMさんに憑依して障りを出している穢れた霊のあることが判りましたので、その浄化を正神界の神々に取次ぎ奉りました。この日、私はKさんを介して遠隔のお祓いにて、Mさんの四種類の浄霊に着手致しました。
一週間後の8月29日に、KさんはMさんを連れてお越しになりました。Mさんの熱は続いており、昨日も37度5分あったとのことです。
神前での直(じか)のお祓い浄霊は、遠隔のお祓い浄霊よりも効果は大です。ただちに修祓に入り、二体の魔神祓いを含む七種類の浄化を行いました。数時間後の夕方には、半年以上続いていたMさんの熱はぴたりと下がり、治ってしまわれたのです。
神威霊験の鮮やかさに対し、Kさんは不思議だ不思議だとおっしゃられながらもたいそうお喜びになられ、深く感謝の意を表明されたのでした。
それから3ケ月後、Kさんに連れられてMさんがお礼の御参りに来訪されました。Mさんは私の神界取次によるお祓い浄霊を受けて以来、ずっと元気に過ごしておられました。忙しくてお礼参りに遅れてしまったことの謝意も述べられました。
Mさんの肉体上の症状は既に快癒していた訳ですが、憑依魔神一体とお祓いを必要とする穢れが残っておりましたので、その浄化をこの日神界へお仕え奉りました。
肉体症状は改善し、すでに治癒されていたMさんですが、霊的次元から見ますと、これで初めてその浄化が一段落したことになるのです。
例えば外科手術で癌の病巣を取りきれないと再発するように、その場では何もないからと邪霊をつけたままにして自然浄化が成されない場合は、後々になって必ず霊障が起こってしまいますから、注意が必要です。素人判断は危険であることを、一言申し添えました。
神様の御守護をいただき、以後今日に至るまでMさんは健康体で元気に励んでおられます。

神通霊能者 笹本宗道 著「神仰のパワー」より引用

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