東京都・滝のような手の汗(実例119)

東京都のA・Sさんが正神崇敬会へ初来訪されたのは、強い日差しでむせかえるように暑い8月6日の午前中のことでした。
Aさんは色白で品のいい高校三年生の女子です。相談事の会話を通して純粋な方であることがすぐに分かりました。
Aさんは来春音大のピアノ科を受験すべく勉学に励まれています。Aさんは幼少の頃より手のひらと足の裏に多量の汗をかいてしまう体質で、生活上に差し障りがあるとのことでした。
意識してもしなくても汗は出ますが、意識すると体が熱くなってたくさん出てくるのだそうです。したがって、実技の試験の時には汗で指が滑ってしまい、受験を控えて大変に困っておられました。
お父さんも汗かきですが、Aさんのようにひどくはないとのことです。中三の弟さんも汗をかきやすい方だそうです。
Aさんのお話から、まず体質的に汗をかきやすいことが判かります。緊張したり動揺すると、間脳の自律神経の中枢が刺激されて起こる神経性発汗であることも分かります。
しかし、意識しない時でもそうとうの発汗が見られるとのことですから、単に体質と精神的要素だけではなさそうです。
因縁のない人はいませんから、Aさんにとってももちろんお祓いは必要ですが、まず精神的に強くなることが大切であり、その最良の方法は正しい信仰によって養われる自己統御力の強化にある旨をAさんにお伝えしました。
また、正しい信仰は強い薬のように副作用を伴うということもなく、むしろAさんの向上に役立つことも告げ、私は霊査に入りました。
神界のお示しにより、Aさんの稲荷守護神は齢(よわい)七百歳と若く、優秀なれど少々あわて者であることが判りました。
霊体質一度と僅かながら霊に対して敏感な体質であり、複数の眷族邪神とその他の憑依があることも判りました。
また、S家には正神界の御守護だけではなく、先祖から持ち越してきた稲荷神界に対してのマイナス因縁がありました。

第一回目のお祓い浄霊で憑依邪神の一部浄化と共に全般にわたる浄化を終了した後、私は次のようにAさんにお話し致しました。
「この件はAさんが立派な魂に成長されるよう、神様がお与えになられた一つの壁であり試練ですが、霊の浄化と心作りに励まれたならばよくなりますよ」と。

第二回目のお祓い浄霊はAさんからの電話依頼により、8月8日に遠隔のお祓いにてお仕え致しました。
「おかげさまで、汗が少し減ったようです」との報告をいただいております。この日のお祓い浄霊の結果と併せて、神を信じ心を込めて朝夕真剣に祈ることが重要であることを、受付係を通じてAさんにお伝えしたのでした。
以後8月21日、8月30日の2日間、私はAさんの遠隔のお祓い浄霊を行いました。9月3日にAさんから届いた手紙がございますので、ここに紹介してみたいと存じます。
「昨年(8月30日)は遠隔のお祓い浄霊をしていただきありがとうございました。今日で夏休みも終わりです。
先生にお会いできたお陰で、今まで何げなくしてきたことでも、感謝の気持ちが少しは持てるようになった気がいたします。本当にありがとうございます。これからもどうぞよろしくお願いします」
受験を控えての大切な2学期が始まったAさんから、通算4回目の遠隔のお祓い浄霊の依頼が、9月20日にありました。
私はまずS家の先祖のお詫びを神界に申し上げました。次いで神許によりAさんから稲荷邪神13体、竜神邪神13体のお祓い浄霊を行うことが出来ました。
浄化いただけたことを神界へ御礼奉ると共に、Aさんの手から汗が出なくなりますようにとお願い申し上げ、この日の修祓を終えました。

9月29日にAさんから私の元へ、下記の二通目の手紙が届きました。
「先日は遠隔のお祓い浄霊祓いをして頂き、ありがとうございました。近いうちにそちらへうかがおうと思って居りましたが、学校の行事等でなかなか都合がつかず、ずい分御無沙汰しております。
おかげさまで手の汗の方はまだかくことはかくのですが、前より減ったという感じはずっと続いています。本当に感謝の気持ちで一杯です。これからもどうぞよろしくお願いします」

さて、それから12日後の10月11日の午後1時半にAさんは2回目の直(じか)のお祓い浄霊に来訪されました。通算では6回目になります。
「お陰様でだんだん良くなってきました。汗はかきますが、ここ一番の時にもバイオリンを弾くことができるようになりました。まだ完全ではないのでお願いします」との由です。
この日は神許より稲荷邪神23体、竜神邪神13体、邪気のお祓いの他、前世因縁の浄化にも入ることが出来ました。
初めて私のお祓い浄霊を受けた時、重ね合わせたAさんの手からは滝のように汗がふき出してきて、前腕を伝わりポタポタと畳にこぼれ落ちました。
しかしこの日の浄化後にAさんの手を見せてもらいましたところ、じんわりと滲(にじ)む程度でしかありませんでした。
合計6回のお祓い浄霊によりAさんお過激な発汗症状は著しく改善致しました。また、神様のお話にふれた後に喜び勇んで帰られたAさんの心は、清らかかつ強くなられ、着実に成長されつつあります。
あと1回の祓い浄めにて、肉体に憑依妨害している邪神の浄化は終了します。来春の受験では、プレッシャーをはね飛ばして、Aさんは見事に合格されるはずです。
Aさんの御健闘を心から神様にお祈り申し上げ、本例の紹介をこれにて終了させていただきます。

追記
その後Aさんは神通霊能者私儀笹本宗道の取次ぎにより残り1回のお祓い浄霊をお受けになり、竜神界の神々を中心に正神界の神々様の御守護を賜りました。Aさんの憑依残霊は竜神界の神々のお祓い浄霊パワーをいただいて、浄化が完了致しました。
Aさんは志望音大の受験の実技の時に相当緊張されたものの、汗でピアノの鍵盤がすべることなく、日頃の練習の成果を無事発揮できました。
合格発表の喜びを胸に、Aさんは志奉納のお花を持って神前にお礼参りされています。
「できればドイツ留学を目標にしたいと思っています」と語られたAさんは、お会いしなかった短期間のうちにどこか大人の雰囲気がするうら若き女性へと成長されていました。

神通霊能者 笹本宗道 著「神仰のパワー」より引用

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