静岡県〈Yさんとの四つの実話〉 動脈瘤の発作と眼底出血 正神崇敬会(実例115)

翌4月4日、Yさんは以前から前頭葉に動脈瘤があり、時々発作を起こし、現在は眼底出血をしているという兄のTさんの相談で神通霊能者の私の所に来訪されました。
Tさんは3月に入った途端に頭がスッキリと様子がよくなったので、調子づいて自己判断で薬を減らしてしまったところ、また悪くなってしまわれたのでした。
Yさんからの依頼により、私はTさんに憑依妨害して障りを出していた火魔(かま)の祈願お祓いと浄霊を正神界の神々に取次ぎ奉りました。
火魔は魔神界の中で七番目に強い魔神であり、強い障りを出す悪霊で普通の霊能者では浄化不能です。憑依を受けた場合は、肉体次元の治療だけでは治りません。
とり憑かれたのを知らないまま時間が経過してしまうと、とり返しがつなかい事態になってしまうことが往往にしてあります。自然浄化は余程の幸運ないくつかの要素が重ならない限り、極めて難しいのです。
神通霊能者の宗園初代会長と神通霊能者の私儀宗道が正神界の神々に仕える正神崇敬会では、魔神界と邪神界の実体構造が解明できております。だからこそ出来る高度な神法にて、Tさんのお祓い浄霊を成し得たのでございます。
お祓い浄霊と共に、Tさん御自身の今世と過去世の罪のお詫びを私は神界取次奉りました。重ねて個人因縁の焼上神法による浄霊もお仕え奉りました。
一般にお祓い浄霊除霊は外側から一枚一枚すすめて参るのですが、焼上神法では因縁の奥の方から霊線を引いてきて、正神界の火竜神様お願いして御浄化いいだけます。
お働き下さる主管の神は、賀茂大神(カモノオオカミ)様と丹生大神(ニブノオオカミ)様です。仏神に変化されるとお不動様・阿弥陀(アミダ)様になられる訳で、元はイコールの神であります。
Tさんのお祓い浄霊除霊から19日後の4月23日に、Yさんは教え子のKさんとAさんを連れて来訪されました。
この日、二人の相談のためにYさんはわざわざ静岡から来られたのであり、したがって御自身の相談は特にされませんでした。YさんはKさんとAさんの神様へのお導き役をされたのでした。
月が明けてすぐに、Yさんからお祓い浄霊を受けたお兄さんがよくなられたという朗報が私の元に届きました。その手紙は私が発行している広報紙に以前記載したことがあるのですが、改めてここに紹介させていただきます。
「若葉の香りの風に鯉のぼりが気持ちよさそうに泳いでおります。5月3日にはK、Aの両人共々お祓い浄霊とご指導を賜りお世話になりました。ありがとうございました。(中略)
人間の魂が死してゼロになり無に化すとは考えられないから、やはり身体は骨になり土に化しても、魂は永遠に残るというのが二人の結論でした。(中略)
過日、心臓を手術するので神通霊能者の先生にお取次をお願い致しましたUが、無事退院し、合併症も出ずきわめて順調に回復のきざしがあり、長男が快気祝いを持って訪ねて参りました。大変嬉しい知らせと喜んでおります。
今一つは私の兄のT・Kが過日神通霊能者の先生に火竜神邪神のお祓い浄霊をしていただきまして、その後の様子を気にしておりましたところ、今日私の家へ用事で参りまして、この頃やっと血圧が平常値に下がったということです。ほっとしました。神様の御守護の大なることに感謝申し上げます。 T・Y」
手紙の中に書かれているように、Yさんは火魔と火竜神邪神を勘違いしておられましたが、必要以上に驚かしてはなりませんので、その後このことに私はふれないで参りました。実は、あの時のお祓いは仲々やっかいだったのです。
神通霊能者 笹本宗道 著「神仰のパワー」より引用

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